2010年3月13日土曜日

ありがとう!


ショックです。。。

昨日、祖父宅で飼われている愛犬ぶんたが亡くなったと聞かされました。

もうそろそろ危ないとは聞いていたものの、私が帰国するまで

持ち堪えてくれると信じていたのですが。

18歳になる前に天国に連れていかれてしまいました…

ぶんたと過ごした年月は17年ですが、とても早かったように思います。

私もまだ学生だったため、あまりかまってあげることは出来なかったのですが

学校に行く前には必ず「今から行ってくるなぁ!」、

帰ってきた時には「帰ってきたでぇ~」とぶんたに声をかけていたのを思い出します。

祖父宅は道路に面しているので近所の人はもちろん、通りすがりの人まで

ぶんたに声をかけてくれてました。

もう、帰ったらその姿も見られないと思うと悲しくなります。

ぶんたが亡くなる1週間前から立てないのはもちろん、水も自力で飲めなくなり

父が餌を口まで運んで食べさせていたそうです。

日本も寒かった日が続いていたそうで、外で飼われている老犬のぶんたにはさぞ

辛かったでしょう…

でも、番犬として最後まで家を守ってくれました。

私は、ぶんたの最後を見守ることが出来ませんでしたが

その日は、私以外みんな実家に集合していたそうで田舎から

何年ぶりかに母方の両親も来ていたのです。

ぶんたが呼んだのでしょうか?!

最後にみんなに会いたかったんやね。

会えてよかったね。

そして、祖母宅にはぶんたと同じ時期に飼われていた猫が居てました。

数年前に亡くなったのですが、ぶんたと小さいころから一緒に過ごしてきたので

すごく仲が良かったのです!

その猫は、今は庭のみかんの木の傍に埋葬されています。

曾おばあちゃんの遺言で、「ぶんたが死んだら、みーよ(猫の名前)と同じ

みかんの木の傍に埋めてあげてね」と最後の最後まで言っていたので

家族が、ぶんたをみーよの傍に埋葬してくれることでしょう。

これで、ぶんたも寂しくありません。

みーよも喜んでいることでしょう。

私たち家族は、あの世でも二人仲良く過ごしてくれることを願っています。

ぶんた、長い間家を守ってくれてありがとう。

そしてご苦労さまでした。

私たちの家族で居てくれてありがとう!!!

たくさん、思い出を作ってくれてありがとう!!!

いつまでも、忘れません。




生きているものには全て寿命があるのは当たり前ですが

この世から存在がなくなるというのは何とも言えず辛いものです。

残されたものは、悲しみに負けそうになりますが

頑張って生きなければなりません。

尊い命、毎日感謝して生きなければいけませんね。

前を向いて。

長くなりましたが、、、読んでくれてありがとうございます。



最後に、ぶんたの写真を載せようか載せまいか迷いましたが。。。

亡くなる少し前のぶんたです。

妹が送ってくれました。

やせ細ってかわいそうな姿ですが、

異国に住んでいる私には宝物の写真となりました。

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